手に金剛杵または、金剛杖などを持つ菩薩の総称
奈良東大寺南大門の金剛力士参考
阿形(あぎょう)が向かって左に、吽形(うぎよう)が
右に、通例とは逆に配され、また阿形は金剛杵を
右肩に立てかけるようにもち、吽形は金剛杵を
握る左手を下げ、そのうちがわの手は屈臂して
側方に張る。顔も躰もほぼ正面を向いた姿も
きわめて特徴的である。
激しい忿怒の形相をあらわし、筋骨逞しく、
力のこもった、豪壮雄大な写実表現は、目をみはらせる
阿形像は正面観のまとまりのよさに優れ、
衣文の装飾的な趣致に特色がある、
吽形像は動勢の強調と奥行きのある、
空間構成に意がある
販売価格\18,000
品番3010-004
